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首都圏土壌医の会会長 が「苗物、鉢物用土について語ろう テスト」グループに投稿しました。 6年 4か月前
朝顔の行灯仕立てを作っています。といっても、今年は500鉢程度ですが。今年でおよそ7年目です。
現在使用する用土は、ペチュニアの用土よりも肥料成分を減らしています。
栽培に挑戦した1年目は、朝顔市(7月7日頃)までに十分花がつかず、価格が落ちてからの出荷となりました。肥料が効きすぎたようです。そこで、6月末までに出荷が終わるよう、用土、栽培管理を検討しました。
江戸川区等昔からの朝顔の産地に行って、頭を下げて教えてもらえばよかったのですが、それをせず、試行錯誤で検討しました。邪道かもしれませんが、6月末までに出荷できるようにするポイントは、以下の通りとなっています。
① 品種選び 品種によって、開花時期に差があります。おそらく日長に敏感な品種と鈍感な品種があるのではないでしょか。
② 肥料の効き 活着から肥料が効きすぎると、枝ばかり伸びて蕾がなかなか大きくならないようです。私は、元肥に頼るのが好きなので、元肥をそれほど落とさず、水の管理(節水管理)で、肥料に効きを抑えようと心がけています。
③ 日長管理 基肥が効きすぎた場合は、シルバーのビニールをかけ、日長を短く管理します。といっても、今年は昨年と比べて、咲き始めが早く(理由がわからない。高温が影響しているのかも)、日長管理(短日処理)は、ほとんどせずに済み、ほぼ予定通りに出荷が終わりました。
農業は、毎年同じようにしているつもりですが、コントロールは難しいものです。1年ごとに、何かしら問題が起こるので、来年は要注意です。